今まで放送された、映像（テレビ、映画、OVA）を
制作順にまとめて見ました。

なおテレビシリーズに付随した映画などは、
制作年、上映年が違っても、その直後に書いた。




テレビシリーズ、全43話、1979-1980年（宇宙世紀）
「機動戦士ガンダム」
映画
「機動戦士ガンダム」1981年
「機動戦士ガンダムII・哀戦士編」1981年
「機動戦士ガンダムIII・めぐりあい宇宙編」1982年



テレビシリーズ 全50話 1985-1986年（宇宙世紀）
「機動戦士Ζガンダム」
映画
「機動戦士Ζガンダム 星を継ぐ者」2005年
「機動戦士ΖガンダムII 恋人たち」2005年
「機動戦士ΖガンダムIII 星の鼓動は愛」2006年



テレビシリーズ 全47話 1986-1987年（宇宙世紀）
「機動戦士ガンダムΖΖ」



映画 1988年（宇宙世紀）
「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」



OVA 全6話 1989年（宇宙世紀）
「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」



OVA 全13話 1991年（宇宙世紀）
「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」
映画 1992年
「機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光」



映画 1991年（宇宙世紀）
「機動戦士ガンダムF91」



テレビシリーズ 全51話 1993-1994年 （宇宙世紀）
「機動戦士Vガンダム」



テレビシリーズ 全49話 1994-1995年 （未来世紀）
「機動武闘伝Gガンダム」



テレビシリーズ 全49話 1995-1996年（アフターコロニー）
「新機動戦記ガンダムW」
OVA 全3巻 1997年 （アフターコロニー）
「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz」
映画 1998年（アフターコロニー）
「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別篇」



テレビシリーズ 全39話 1996年（アフターウォー）
「機動新世紀ガンダムX 」



OVA 全12話 1996-1999年 （宇宙世紀）
「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」
映画 1998年
「機動戦士ガンダム 第08MS小隊　ミラーズ・リポート」




テレビシリーズ/映画（特撮）1999年（宇宙世紀）
「G-SAVIOUR」



テレビシリーズ 全50話 1999-2000年 （正暦）
「∀ガンダム」
映画 （正暦）
「地球光」 2002年
「月光蝶」 2002年



OVA （宇宙世紀）
「GUNDAM EVOLVE」2001-2003年
「GUNDAM EVOLVE../」2004-2007年



テレビシリーズ 全50話 2002-2003年（コズミック・イラ）
「機動戦士ガンダムSEED」



テレビシリーズ 全50話 2004-2005年（コズミック・イラ）
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」



映画 全3話 2004年 （宇宙世紀）
「機動戦士ガンダム MS IGLOO 1年戦争秘録」
OVA 全3話 2006年
「機動戦士ガンダム MS IGLOO 黙示録0079」
OVA 全3話 2008年-2009年
「機動戦士ガンダム MS IGLOO2 重力戦線」



OVA 2006年 （コズミック・イラ）
「機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER」



テレビシリーズ（西暦）
「機動戦士ガンダム00 ファーストシーズン」2007年10月-2008年3月 全25話
「セカンドシーズン」2008年10月-2009年3月　全25話

今まで放送された、ガンダムを映像（テレビ、映画、OVA）を
暦順にまとめて見ました。



宇宙世紀
「機動戦士ガンダム」宇宙世紀0079年 テレビ/映画 全43話 1979-1980年
「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」宇宙世紀0079年 OVA/映画 全12話 1996-1999年
「機動戦士ガンダム MS IGLOO 1年戦争秘録」宇宙世紀0079年 映画 全3話 2004年
「機動戦士ガンダム MS IGLOO 黙示録0079」宇宙世紀0079年 OVA 全3話 2006年
「機動戦士ガンダム MS IGLOO2 重力戦線」宇宙世紀0079年 OVA 全3話 2008-2009年

「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」宇宙世紀0080年　OVA 全6話 1989年
「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」宇宙世紀0083年　OVA/映画 全13話 1991年

「機動戦士Ζガンダム」宇宙世紀0087年　テレビ/映画 全50話 1985-1986年
「機動戦士ガンダムΖΖ」宇宙世紀0088年　テレビ 全47話 1986-1987年
「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」宇宙世紀0093年　映画 1988年
「機動戦士ガンダムUC」宇宙世紀0096年 2009年冬放送予定

「機動戦士ガンダムF91」宇宙世紀0123年　映画 1991年
「機動戦士Vガンダム」宇宙世紀0153年　テレビ 全51話 1993-1994年
「G-SAVIOUR」宇宙世紀0223 テレビ/映画（特撮）1999年




未来世紀
「機動武闘伝Gガンダム」未来世紀60年　テレビ 全49話 1994-1995年




アフターコロニー
「新機動戦記ガンダムW」アフターコロニー195年　テレビ/OVA/映画 全49話 1995-1996年




アフターウォー
「機動新世紀ガンダムX 」アフターウォー15年　テレビ 全39話 1996年




正暦
「∀ガンダム」正暦2343年　テレビ/映画 全50話 1999-2000年




コズミック・イラ
「機動戦士ガンダムSEED」コズミック・イラ70 テレビ 全50話 2002-2003
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」コズミック・イラ73 テレビ 全50話 2004-2005
「機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER」コズミック・イラ73 OVA 2006




西暦
「機動戦士ガンダム00 ファーストシーズン」西暦2307 テレビ 2007年10月-2008年3月 全25話
「機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン」西暦2312 テレビ 2008年10月-2009年3月　全25話

一言でガンダムと言っても、
今までに数多くの作品が作られて来ました。

しかしガンダムシリーズの最初は、
1979年から1980年にかけて、全43話放送された
「機動戦士ガンダム」です。

「ファースト」と呼ばれ、今でも根強い人気です。




最初の放送の時は、それほど視聴率は良くなかったです。

当時としてはロボットアニメを見ていた人は、
ロボットアニメ好きの人のみで、それ以外の人が見ることは無く、
アニメは子供向けのモノという偏見もあり、
視聴率は、最後まで低いままでした。

しかし「機動戦士ガンダム」を見た人の中では、
面白かったと言う人が多く、
そのことは口コミやメディアを通じて広がって行きました。

そして、映画化が決まり、
再放送が決まり、
ガンプラが爆発的に売れ、
あっという間に人気は広まりました。

この後、ガンダムのテレビシリーズが続き、
小説、漫画、ゲームなどが数多く制作され、
「機動戦士ガンダム」は、メディアミックスの先駆けとなりました。




映画は翌年の1981年から、1982年にかけて、
３回に分けて上映されました。

内容は、テレビシリーズ43話を、３回に分けたもの。

「機動戦士ガンダム」1981年
「機動戦士ガンダムII・哀戦士編」1981年
「機動戦士ガンダムIII・めぐりあい宇宙編」1982年




機動戦士ガンダムの特徴は、
それ以前のロボットアニメと言えば、
正義と悪の戦いで、合体、変形ものが中心であり、
子供向けのアニメであったが、
このガンダムは、それとは違い、
近未来の戦争をイメージしたものとなり、
ストーリーも凝ったモノになり、年齢層も上がりました。

「機動戦士ガンダム」の放送前年の1978年には
「スター・ウォーズ」が初めて日本で上映されたが、
「機動戦士ガンダム」は「スター・ウォーズ」の
影響をうけているのでは無いかと思います。




当時「宇宙戦艦ヤマト」が人気であり、
「宇宙戦艦ヤマト」と同じく中学生以上をターゲットにし、
「十五少年漂流記」から着想を得て、宇宙船に乗り込んだ
少年少女が、協力し、成長していくストーリーにした。

最初はロボットを登場させる予定はなかったが、
スポンサーなどの意向で、ロボットを入れた。




ストーリーは、スペースコロニーへ移民が始まり、
半世紀が過ぎた宇宙世紀0079年が舞台となっている。

スペースコロニーのサイド３はジオン公国となのり、
独立戦争をふっかけてきた。

サイド７に住む、アムロ・レイがガンダムのパイロットになり、
攻めてきたジオン軍と戦い、勝利を得る。

その後、ホワイトベースに乗り、アムロ達は、サイド７を脱出する。

テレビシリーズ 全50話 1985年-1986年
1985年3月2日～1986年2月22日

映画
「機動戦士Ζガンダム 星を継ぐ者」2005年
「機動戦士ΖガンダムII 恋人たち」2005年
「機動戦士ΖガンダムIII 星の鼓動は愛」2006年

Ζはギリシャ文字のゼータから来ていますが、
Ｚのゼットが代用されることもあります。

インターネットで「機動戦士ζガンダム」と書いているのを見かけるが、

”ζ”は”Ζ”の小文字に当たる。




「機動戦士Ζガンダム」の時代は、宇宙世紀0087。
「機動戦士ガンダム」の一年戦争終結から7年後の世界。

ストーリーは、
ジオン公国に勝った地球連邦軍は、コロニーに対して支配を強めていった。

やがて連邦軍内部に「ジオンの残党狩り」を名目に、
スペースノイドへの強権的制裁を加える
エリート部隊「ティターンズ」が創設された。

ティターンズに反発する一部の連邦軍やスペースノイド達は、
反地球連邦組織「エゥーゴ」を結成する。

エゥーゴはティターンズの拠点であるサイド7のコロニー「グリーンオアシス」を襲撃、
コロニーの住民カミーユ・ビダンがその戦闘に巻き込まれていく。




物語は前作「機動戦士ガンダム」の延長ではなく、
独立したものとしている。

前作「機動戦士ガンダム」の登場人物も、年を重ねて登場している。

モビルスーツは「機動戦士Ζガンダム」の前半では
ガンダムMk-II（ガンダムマークツー）が使われた。

ガンダムMk-IIは、ティターンズが開発した汎用試作型モビルスーツだが、
作った３機とも、エゥーゴに奪取され、エゥーゴが使うことになる。




「機動戦士Ζガンダム」の後半では、
可変型モビルスーツ「Ζガンダム」が使われる。

エゥーゴとアナハイム・エレクトロニクス社による
共同開発計画「Ζ計画」で開発された
アナハイム・ガンダムのひとつ。

リック・ディアス（γガンダム）から数えて
4番目に開発されたため、
その開発コード「ζ」からΖガンダムと名付けられた。




「機動戦士Ζガンダム」の映画は、
テレビシリーズが終わって２０年経ってからの上映となっている。

「機動戦士Ζガンダム」２０周年として作られ、
当初は、テレビシリーズの再編集のみの予定だったが、作り直された。

大まかなストーリーは同じだが、
モビルスーツでの肉弾戦のカットなどを追加され、
カミューユの性格が穏やかになり、
そのため結末が変更された。

声優も大幅に変更された。

テレビシリーズ 全47話
1986年3月1日～1987年1月31日
「機動戦士ガンダムΖΖ」

「機動戦士Ζガンダム」の続編として作られた、

放送も「機動戦士Ζガンダム」終了直後に
「機動戦士ガンダムΖΖ」は放送された。

Ζはギリシャ文字のゼータから来ていて、
ΖΖは、ダブルゼータと読む。




時代は「機動戦士Ζガンダム」から１年後の、
宇宙世紀0088年。

ストーリーは、

グリプス戦役でティターンズは壊滅しエゥーゴも勢力が衰退。

摂政ハマーン・カーンに率いられたジオン軍残党（アクシズ）は
ネオ・ジオンと名乗り、地球圏の制覇に乗り出す。

グリプス戦役で傷ついたエゥーゴの戦艦アーガマは、
サイド１のシャングリラに寄港した。

そこでジャンク屋稼業をしている
主人公ジュドー・アーシタとその仲間たちは、
Ζガンダムを奪って一儲けしようと企んだ事から、
アーガマと関わり合いをもち、
これに敵対するネオ・ジオン軍の巡洋艦エンドラとの戦闘に巻き込まれる。





「機動戦士Ζガンダム」では、
伐さと悲劇しか無かったストーリーだったので、
「機動戦士ガンダムΖΖ」では、明るくて、コミカルなものにした。

「機動戦士Ζガンダム」は２０年後の2005年に
劇場版が公開されたが、
悲惨なストーリーが明るいものに変更され、
反抗的だったカミーユの性格が穏やかになったため、
結末がテレビと映画では違うものとなった。

そのため
映画版「機動戦士Ζガンダム」と
「機動戦士ガンダムΖΖ」がストーリー上、繋がらなくなった。




モビルスーツのデザインは難航した。

徐々に複雑化するモビルスーツ、
最初の合体変形するモビルスーツは、
バンダイが模型にするのは、再現不可能と言い、
何度も修正が加えられた。

また前作「機動戦士Ζガンダム」では、
似通ったモビルスーツのデザインで、
敵味方の区別が付きにくくなったと言う意見が出たため、
エゥーゴは、ツインアイとゴーグルアイ、
ネオ・ジオン軍は、モノアイタイプと明確に分けた。